MisakiWorld

ゲームから少女マンガ、プログラミングまで。

2022年に読んだまんがを挙げる(りぼん、Sho-Comi、LaLa、サンデーほか)

この記事はおそらくこれの続編です。

 

misakiworld.hatenablog.jp

 

ブクログも使っているのですが、すべて(とくにまんが、雑誌)は載せてないので、意識高いビジネス書っぽいものの読書記録はnoteに書くかもしれませんがはてなブログではまんが(少女漫画)に寄せてピックアップしたいと思います。

掲載誌ごとに並べました。また、最近とびとびに買うことが増えたので、1巻から読んでないものも多いなあと思います。

サンデーの項目は、2023年1月に5本の新連載の単行本(1巻)を読んだ感想も加えています。

 

 

りぼん(集英社

ribon.shueisha.co.jp

 

そろそろ毎号買うのが(ふろく的に)しんどくなってきたので、電子版も増えたなと思います。投稿欄だけはひたすら見ている気がする。投稿履歴データベースはいつできるんだろう俺。

 

ミオの名のもとに

本誌からスペシャル増刊連載に移籍するらしい。王道ファンタジーな世界観が好き。すごく背景もがんばっておられて好感が持てる。

 

ハロー、イノセント

うーん2022年11月号ころのあれはりぼんで描いてもよかったんだろうか? りぼんでは噂ではこういうシーンがあると最終回が近いというが……

 

極上男子は、地味子を奪いたい。(ほか読み切り/朝海たいこ先生)

そして1~2年前にりぼんスペシャルを読んでいて、n年ぶりに朝海たいこ先生が読み切りを書かれていて、コミックスも発売されたのはうれしい。

ということはやっぱりデビューしたところでコンペに通ったら載るのは、ずっと代わりないんだろうか。

 

アクロトリップ

りぼん部門のラストはやっぱりアクロトリップで飾っておきたい。堂々の完結、そしてアニメ化と、とんでもないポテンシャルを持っている。2024年……だと……?

acrotrip-anime.com

 

Sho-Comi(本誌)

sho-comi.com

 

Sho-Comi本誌は、ほぼ全部読み切っている。連載作品はどれもおもしろいと思う。

 

魔法陣クロノカノン

 

くまがい杏子先生の新作は、現代っぽい、でも魔法が使える世界の話。おそらく本誌と単行本で一部書き込みが変わっているところがある(はず)。謎が少しずつ立場を変えて進んでいくので、単行本を買って一気読みもおすすめ。

 

寮則は恋に甘し(ほか、春宮アン先生の作品)

前作「花嫁とボディガード」もよかったんだけどさらに絵がきれいになっていて、見ていて飽きない。

 

推しのシンメと入れ替わった件(ほか、花本麻実先生の作品)

 

 

「推しのシンメ~」の中盤くらいから展開が気になり、自分の中では今hotな作家さんのひとりになった。いまどきのアイドル像とかってこういうのなんだ~と情報収集も兼ねているかもしれない。

 

十年眠り姫

2022年の連載作品で一番印象的だったと思う。もうちょっとだけガチのSFに倒れてくれてたらよかったんだけど、Sho-Comiだとここが限界かなあ。続編待ってます(?)

 

Sho-Comi X

sho-comi.com

以前のぶあつい増刊号から、対象年齢を上げてリニューアルしたSho-ComiX。やっぱり体感的に「値段が高い」イメージが払しょくできないなあ。

 

文豪に捧げる乙女

※大人表現あり注意

 

昨年電子版→紙版1巻が出て、あっという間に2023年はじめには5巻が出る予定。いまのところ「とにかく主人公(と周り)がきついトラブルも無く必ず幸せになる」という展開でいろいろと安心する。(大人向け表現はあるが)

 

おとなの初恋

こちらも(ある意味成り上がりオフィスラブではあるけど、)あまり殺伐としすぎてなく、主人公(とその周り)が幸せになっていくのがよくて、印象は良い。大人向け表現は若干ある。

 

少年ブラヰド

※大人表現あり注意

Sho-ComiXで1回きりの読み切りだったはずが大人気になり、ついに本誌移籍となった。(本誌でも大丈夫なのかは気になるが……)

 

 

女性として生きることを拒まれたヒロイン(女性)と、支えようとしたけど諸般の事情で離ればなれになったヒーロー(男性)の話。時代背景は(架空の)大正。

 

花の散るらん

※大人表現あり注意

後半はまんがらしい展開になってしまったけど、美麗な絵のクオリティでの長期連載お疲れ様でした。

 

月とメープルシロップ

※大人表現あり注意

Sho-ComiXになって1年に1回しか単行本が出ないけど次を待ち続けられた。この連載で華夜先生の表情の描写がすごく好きになった。次回作待ってます!!!

 

&FLOWER(アンドフラワー)/電子版のみ

andflower.shogakukan.co.jp

 

週刊でSho-Comi系、ベツコミ系などの作家さんが持ち回りで担当されるため、基本的にSho-Comiの作家さんの作品がある号をちょいちょい読んでました。

夜伽の双子

※大人表現あり注意

広告バナーではただのエロ漫画でしかなく、これが載っている&フラワーは買わなくてもいいやとまで思っていた時期があったんですが、試し読み期間に見たところ、これは広告のほうがポンコツかなと思いました。

主人公はいちおう魔法使いとして役割を持っているので、もうちょっとそこをダイナミックに表現できたらあるいみ化けた(化ける)のではとも思います。先述の「クロノカノン」とはまた違うベクトルで。

 

LaLa

lala.ne.jp

最初は転生悪女の黒歴史目当てで読み始めたんだけど、いろいろ新しい作品に出会えてよかった。

 

青木じゅもく先生の作品

 

本誌やDXで読み切りを載せてはって、めちゃくちゃ気になる。

 

龍皇の影姫

大宙晃先生の持っている世界観が好きで、これも長く続いてほしいけど、そろそろクライマックスかな~。

 

末永くよろしくお願いします

超安定のゆるコメディと思う。いつも書いている気がするけどこんなにイケメンどうやって描けるのかすごすぎて語彙がない。

 

あかのたち

青春まっしぐらの剣道もの。自分が中学時代に剣道を体験していたこともあって、最近お気に入り。

 

週刊少年サンデー(全体で)

websunday.net

 

2022年自分的に特筆すべきは、10月頃に体調を崩して療養した時から「サンデー」の購読を再開(ほんとにn年ぶり)したこと。いまのサンデーってどうなんだろう、そしてどういう話が読者に「おもしろい」と思われているのだろう、を知りたかった。

 

でもってこのころ「5週連続新連載」があり、(毎週載らない)鉄壁の「名探偵コナン」や「MAJOR2nd」、「葬送のフリーレン」とどうやってバランスをとっていくのかとか気になって5冊とも2023年1月に1巻が(紙でも)出るから買ってみた。

 

ビグネス参式

・よいと思うところ 絵の書き込みがすごいと思う。表紙がなぜああなったかがカバー下(表1)に書いてて笑った。「好き」があふれているネームがよかった。

 

君と悪いことがしたい

・よいと思うところ わかりやすい。すっきりしている。単行本はこの作品だけ、表紙がさらさらだった。

・じゃあそこから、その先どういう展開にするのか、想像を超えたものがあるとうれしい。

 

朱月事変

・よいと思うところ 目力がある。純粋におもしろいと思う。ネームがダイナミック。たぶん5作品の中で(書店別特典の多さから)一番編集部が期待しているのかなあ。

・ガジェット商売ができるのではと思った。(ガラス玉的に)

 

九龍城でもう一度

・よいと思うところ かわいい。コミックス派にうけそう。単行本であらためて、中枠にきちんとおさめているのはすごいと思った。

 

双影双書

・よいと思うところ 前作「殺し屋Sのゆらぎ」や、以前の投稿作品に続いて何らかの展開や間合い、テンポを期待してしまう。

追記:一部本誌掲載後に書き換えをしているそうで、私が書き込み的に気になったシーンが該当しているかもしれない。

 

それぞれにコメントを書いたので、2023年の後半あたりにまた見直してみたい。

しかし5作品も新連載が続くと、和洋中でいうと最初は「和和中中中」にしか見えなくてそれぞれのタイトルと内容が一致しなかった。単行本であらためてまとめて読み直して、それぞれの作品のいいところを見つけられてよかった。

 

コロコロアニキ/コロコロ創刊伝説

corocoro.jp

紙媒体としてはなくなってしまったんですが、コロコロ創刊伝説の続刊は忘れず読みました。でも次いつ出るんだろう……

 

 

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また今年もおもしろいまんがが読めることを期待している。

 

※当ブログは、はてなブロググループに参加しています。

 

北里鮎先生のデビュー作『トゥナイト ボーイフレンド』が『月の燃えがら』2巻に。

 

北里鮎先生のその後といいますか、まんがMeeで連載をしているのは知っていたんだけど単行本(紙)がもう4巻まででていて、どんだけ自分情報収集を怠っていたのかと思いました。

 

デビューの頃に書いて2021年に追記したのはこちら。いまのところ当ブログでアクセス数ベスト5に入ってます。

 

 

misakiworld.hatenablog.jp

 

 

そして喜ぶべき北里鮎先生のデビュー作『トゥナイト ボーイフレンド』は『月の燃えがら』2巻に収録されています!!!!!こんなアフィリエイト踏まなくていいから、本屋で買ってください!!

 

 

 

 

売れてくれたら短編集とかもきっと単行本で出てくれるはず!!!

 

 

 

 

 

 

子供(向けの本を読むこと│が主人公の小説を書いたこと)から学んだこと

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はじめに

 

この記事は『子供から学ぶAdvent Calender 2021』の12/19ぶんにエントリーした記事です。

 

 

adventar.org

 

毎年、id:hanazukin さんにはお声がけいただけてありがたいです。ありがとうございます。

 

去年の記事はこちら。

 

 

misakiworld.hatenablog.jp

 

 

去年までのまとめはこちら。

 

misakiworld.hatenablog.jp

 

ことしは『子供から学ぶ』なので、ふたつほど挙げたいと思います。

 

 

子供(向けの本を読むこと)から学ぶ

本職は小説家、どちらかといえばこども向けの話を書いている(児童文学、ラノベなど)ので、ふだんから少年少女のよむものも読んでいます。

 

りぼん

りぼんはことしもいろいろ収穫がありました。夏にはりぼんユーザー以外にも人気のある『ハニーレモンソーダ』が実写映画化され、なかなか外出機会がとれないながらも見に行った、あるいはなくなくあきらめた人もいるのかもしれません

 

 

 

 

 

 

 

漫画賞の公募ははさまざまなものがありました。ふろくのセットで投稿できるのも恒例となりつつあります。これだけ買ってとかねだられるのか、おこづかいで思いきって買うのか、などと考えていました。

(電子版にふろくはつきません)

 

youtu.be

 

投稿はネットでも受け付けていたり、投稿サイト『マンガMeets』で読めたりもします。

manga-meets.jp

 

コロコロコミックコロコロアニキ

 

コロコロアニキの方をずっと買っていたのですが2021年の春号で紙が休刊となり、一部連載はサイトで発表や、完結コミックスが出ました。

コロコロのサイトでは『コロコロ創刊伝説』などが更新されています。

 

 

コロコロ創刊伝説 | コロコロオンライン|コロコロコミック公式

 

 

 

デュエルマスターズは最初マジックをやっていたそうで、親子で? 話ができるかもしれなかった。

 

 

紙だとプロモカードついてたのかな?

 

なおコロコロコミックとして「15才以上推奨」などのゲームを扱う説明はこちら。

 

対象年齢のあるゲームのコロコロコミックでの取り扱いについて | コロコロオンライン|コロコロコミック公式

 

少年少女向け文庫、書籍

 

ことしもいくつか手にとった。

 

 

これはちょっとおとなむけかな。

 

こういう本をもっとはやく読みたかった……。

 

 

 

どちらかといえばイラストや写真は少なめなんでこちらに。感想(文字書き向け)も書きました。

 

202106レビュー『描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方』(2021) - ぼくの文章作法【最高で月間ジャンル別ランキング51位くらい】(なみかわ) - カクヨム

 

 

子供(が主人公の小説を書いたこと)から学ぶ

 

そしてふたつめは、ことし、以前からこういう話が書きたいなあと思っていたもののひとつを、ソフトウェアみたいに「試用版」として書きました。

 

 

第9話 みどりセクレタリー!(試用版) - MISAKIWORLD(なみかわ) - カクヨム

 

kakuyomu.jp

 

頭に第9話とかついてるのはそもそもなんでもありのエッセイ集の中で書いたからです。

 

みどりという小学生の女の子が、大学の情報科学をやっている先生の研究室でアルバイトをする……という話です。

 

実際書いてみてなかなか難しかった。ディティールを凝ると、こどもやおとなをつきはなしてしまうし、かといって嘘は書きたくない。でも、情報リテラシーを頭ごなしに教えるようなハウツーでもないようにしたい。

 

そしてこのくらいのこどもがどんなことを考えているのか? つまり『共感』してもらえるか? まだまだ修行がいると思いました。

 

難しかったけど、楽しいです。なかなか書籍化までは遠いので、ゆっくり読みに来てもらえるとうれしいです。

 

 

それではことしも、お世話になりました。ほんとうにいつもありがとうございます。