藤井二冠に将棋を教えてもらった件について(もちろんゲームで)
この記事は「Roguelike Advent Calender 2020」の8日目の記事です。前日は、Infyさんによる、今年遊んだローグライクの紹介 | ¿«»? でした。
そろそろそれなりにやりきった(実際には最終ステージを敵が強くてクリアできてない)のでレビューというか感想を書きます。
さらにこれを『ローグライクアドベントカレンダー』にエントリーしてしまうやばさ。
将棋はローグライクか?となると、毎回同じ盤面にはならんよねとか、装備にしても途中で何を取るか、それをどこに置くかとか、でなんとか許してもらえないだろうか。
てか中の人はゲーム帝国からウィザードリィを知った、ただのファミコン好きです。
本編。
藤井二冠がまだ二冠になる前に出たソフトで、発売日に購入。その時点の将棋の知識としては、それぞれの駒がどう動くかと、駒が成ってからどう動くかをなんとなく知っている程度。
ちなみに地味にアップデートがあり、いまはタイトル画面も華やかです。
最初のステージからいろいろおもしろかった。超初心者に向けて「歩を動かす」や、数字と漢数字でどこをさしてるかとか、そういうところからはじまる。最初はさくさくすすめていくし、力押しで相手に勝てたりした。
これが途中から適当にやってても勝てなくなる。課題は500問クリアするとカンストとなり(10月時点)、それ以上は何ももらえなくなる、つまり、コインを貯められるのは毎日の占いだけになる。なのでみんな毎日の占いだけはやろう。そして、金の将棋盤とかいらんから。笑
集めたコインで、戦法を学ぶ本のほか、自分用のカスタマイズアイテムとして、背景や将棋盤、駒、BGM、詰め将棋の問題等が買える。けれど、いちびってフェルトや皮の駒とか買っても、あの音、パチリと駒を盤に置く音も変わってしまうのだ。このへんは、スプラトゥーンみたく、試着やためしうちができてもよかった。
相手の状況がキラキラ(よゆう)~真っ青(たぶん王手打たれる)となってわかりやすいし、他に比べたのがアソビ大全だけなんだけど思考時間が速いし、ほんとアイテムの売却ができればなあ、とかは思ってしまう。
駒の動かしかた、王手の打ち方、逃げかたとか、いろいろやるうちに、なんとなくーーなんとなく、初手で角の右上の歩を上げてから、どうやって大駒を詰めるか、金銀を詰めるか、どこで歩交換するか、とか、、なんとなく見えた気がしたが、どうもせっかちなので、考えずに打ってしまい、今日も負けるのである。欲を言えば間違ってタップしたときにアンドゥがしたかった(だめ)。
そしてローグライクゲームにはたぶんない、棋譜の入力機能についてふれておく。意外とこれがコスパの良すぎる機能ではないだろうか?
新聞とかに乗ってる棋譜を入力して、藤井先生に分析までしてもらえる。これがなかなか楽しくて、棋譜のサイトまで見に行くようになってしまった。こちらの機能は途中セーブができないのが残念である(数日間に及ぶ対局の入力ができない)。
そして楽しく将棋を勉強できているので、このご時世、どこかでゆっくり、たとえば夏なら和室でだらだら、知人と将棋をできたらええよなと思うようになった。
追伸 画像はあとで追加する。