MisakiWorld

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紙の単行本の夢について(『同じ夢見た君はアイドル』紙単行本発売の時に思ったこと)

 

AIに壁打ちなしで書いてるのでちょっととりとめない記事になってると思います。

 

Sho-Comiでだいぶん前から推している作家のひとり、花本麻実(はなもとあさみ)先生の新刊が出ました。ただし、2022年にSho-Comiで連載されていて、すでに電子版では発売済みだったものです。2026年3月についに紙の単行本として発売されます。

その経緯が令和風というか、昨今の紙出版事情についていろいろ思ったのでいくつかのメモを残しておきます。

 

花本先生で検索すると過去記事もあったりしたので、このへんも思い出しつつ2026年に思っていることとかを書いておきたいです。

 

紙の雑誌の連載→紙の単行本が出る、という時代が終わった

 

すでにコミックは、「紙の雑誌が単行本の宣伝をする」んじゃなくて、「電子版・無料閲覧分で人を呼んで、続きを買ってもらう」になりました。繰り返しますけど、「電子版・無料閲覧分で人を呼んで、続きを買ってもらう」になりました。

それと、フラワー。 - MisakiWorld

 

misakiworld.hatenablog.jp

いやもうすでに終わってて10年近く経ってるけど、それが一般にも伝わってるよねって感じ。雑誌は紙と電子(電子書籍orアプリ配信)で、数話をまとめた「マイクロ」なる単位で出す→「合本版」なる紙の単行本1冊分くらいの電子版が配信→<<<売り上げの壁>>>→紙の単行本が発売される、というプロセスになってしまいました。

(DX化だとかインターネットの普及だとかがある前は)紙の単行本を出すのが当たり前の流れで、そのためのコストも当たり前に製作者側は払ってきたわけです。(でも)紙の単行本を作るためにかかるコストには物理リスクがあります。売れ残ったら保管する場所もいるし、何冊売れるかわからないから余らせると紙もインクももったいないし、かといって少部数はコスパが悪い。超有名になった作品であればコストを回収できるけど、絶対数的に読む人が少ない作品(人気が無いわけではなく、ニッチであることなど)には不利です。

しかし電子の単行本については、仮に紙と同じコストがかかったとしても、リスクはかなりおさえられます。データを保存するためのサーバーを設置する場所代や電気代のほうが安いです。何年も前の作品も全部、いつでも、24時間販売できるという、リアル本屋でできなかったことが実現できました。

一方で、リアル本屋では『タッチ』や『ゴルゴ13』のあの巻がいつも置いていないっていうあれがもう、電子の世界ではないけど。

リアル本屋、物理出版のほうも、ならばどうすれば生き残ることができるかを考えます。電子だとユーザーデータもがっさり、しかもほぼリアルタイムでとれるので、「電子でこれだけ売れているなら紙で○○部くらい刷ってもとがとれるだろう」と考えやすくなります。

 

作家のほうにもメリットはあります。まず、昔は人気がなかったら雑誌の連載が終わっても単行本が出なかったというのはたくさんありました。これが、ほぼほぼなくなりました。

そして、いつでも、安く、宣伝ができる状態になりました。(合本版やマイクロでなくても)掲載されている雑誌のほうの配信が終わらない限り、)気になるユーザーは作品名や作家名で検索してたどりつけるようになりました。かっこよくいえばロングテール。

--誰か新書か論文で書いてそうだけど。

 

 

花本麻実先生の作品。

 

「推しのシンメ~」の中盤くらいから展開が気になり、自分の中では今hotな作家さんのひとりになった。いまどきのアイドル像とかってこういうのなんだ~と情報収集も兼ねているかもしれない。

2022年に読んだまんがを挙げる(りぼん、Sho-Comi、LaLa、サンデーほか) - MisakiWorld

デビュー後にSho-Comi増刊(紙時代)の表紙か巻頭を描かれていた頃から気になっていたのでほんとうにうれしいです。こちらも紙待ってます。

 

 

sho-comi.com

「同じ夢見た~」は紙と電子で表紙を変えてくれているのでこれもありがたいです。

 

 

この記事のサムネにしたのは、ちょうど『同じ夢見た~』がSho-Comi本誌で連載していたとき、2022年か2023年の本誌のふろくカレンダー。日付だけ書いてるタイプ。

なお2026年のSho-Comiカレンダーの4月も、花本先生です。

 

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