MisakiWorld

ゲームから少女マンガ、プログラミングまで。

ITサービスマネージャ試験を初めて受験して午前1で落ちた件について

まさかの「あと1点足りない芸」を、春のAP午後につづき、やらかしてしまいました。詳しくは後述。

 

あらすじ

これから春AP受けて秋ITSM受けようと思った。事前調査を書いた。

 

misakiworld.hatenablog.jp

それでもってこの後あまり対策らしいこともやってなかった。(仕事が忙しいは言い訳である。)今回は「午後2の論文を採点してもらうこと」=「午後1までは通ること」という目標設定はしていた。

ところが。AP午前過去問をそこそこやってたのに、問題文を読み間違えるなどの凡ミスによって、午前1を落としてしまった。(いや数問くらいで受かる受からないのところにいるのがだめだって、というツッコミはうける。)

午前1・2

間違えた問題のうちで、ポカミスをやらかしたのは以下。

 

  • 問11 TCP/IPネットワークのフォワードプロキシに関する説明のうち,最も適切なものはどれか。→ただのプロキシやんかorz
  • 問19 アローダイヤグラム→計算間違えたorz
  • 問27 CRMを説明したものはどれか。→Customer Relationship Managementなのにすっとぼけたorz
  • 問30 プログラムの著作物について,著作権法上,適法である行為はどれか。→適法と違法見間違えたorz

 

一方午前2は、そもそもAPの時から、得点率が高いこともあって、合格ライン以上の点を取れていた。それだけに午前1のミスが悔しすぎる。

 

午後1・2 

午後1については、難易度はAPの午後より少し高い、と言われているとおりだった。じっくり読めば回答はそれなりに書けるが、やまをはっていた、セキュリティとヘルプデスク(インシデント対応について)はすかっと外れてしまい、「継続的サービスの改善」「アプリケーションソフトウェアの変更管理と構成管理」「ヒューマンエラーに起因する障害管理」*1からの選択となった。解きやすそうな後ろ2つを選択。読み間違えてなければいいんだけど、と午後1解答例待ちとする。

そして午後2は、対策本や「問題文に書いていることを1つずつ詳しく書いたらいい」的なネットの書き込みもあって、だいたい用意していたネタ(後述)を原稿用紙にひたすら書いていった。

毎回かどうかは不明だけども、解答の冊子とかで思ったことは以下。

  • 紙がつるつるしてる→ノートや普通の上質紙(何?)で書いていると慣れてなくてつらい。まんがの原稿用紙よりもつるつるしていた気はする。パチンコ屋のチラシの裏ほどはつるつるではない。紙の厚さは薄すぎとか厚すぎとかではない。
  • 下敷きがないのがつらい→以前は、問題用紙を切って下敷きにする技があったらしいけど、「問題冊子を切り離して利用することはできません」という記載が何年か前からできたらしく、それができなくなった。切り離さないで、問題冊子を下敷きにしたけど、表裏書いたやつは確実に裏写りする。下敷きなかったら人によっては回答読めない可能性もありそう。
  • 右手が痛い→予想はしていたけどいっぺんにあれだけ書くと2日後くらいに筋肉痛が来た(年である)。

今回はDr.GRIPで書いたんだけど、ちょっと重量があったので、要検討といったところか。あとクルトガは午後1で使ったけどいまいちだったので持ち替えた。日頃からシャープペンシルに慣れておかなければならない。

自分の持っているやつはもう廃番ぽいので、適当にはっておきますけど、普通にどこの文房具屋でも買えます。スーパー、書店、雑貨店とか。

 

 

パイロット シャーペン ドクターグリップ 0.5mm メタリックシルバー (HDG-50R-MS5)

パイロット シャーペン ドクターグリップ 0.5mm メタリックシルバー (HDG-50R-MS5)

 

 

用意していたネタ

自分の業務経験を、あたりさわりなくアレンジした内容を準備した。常駐請負なので、担当している範囲とかそのまま書かず、記述しやすいような環境にした。

午後2の解答冊子の最初に、携わったシステムについての記載欄があり、(ほぼ、各種対策本で書いていたのと同じ)「わからない」とか「不明」は避けて記入する。これを前提として、問に答えていく(ので、「問題文通りに書く」は間違いでもない)。携わったシステムから大きく外れないようにたまに読み返したり。

ぼんやり用意した「自分の関わっているシステム」に、2問のうち答えやすそうな方向でのエピソードとかを思い出したり、多少脚色をつけて、指定文字数で記載していく。

今回は問2の「重大なインシデント発生時のコミュニケーションについて」を選択した。そのまんま同じインシデントは書いていないが、似たような話にした。こういうときに、経験がないと、用意してたネタと違う設問が来るとつらいんじゃないだろうか。

あとで書いた内容を論文記述例とかと見比べて思い出していると、中身スッカスカだったよなあ、採点してもらえればCくらい取れないかなとか考えてた。

気合いがあれば回答を開示してもらえる可能性はあるらしい。(トンデモな要求をして開示請求が否決されたって例もあるとか)

まあしかしながら午前1はどうやっても60点ないのでまた来年、である。

 

ふりかえってみて

原稿用紙に文字を書くことは本業なので(?)、APより楽じゃないかなというイメージがついてしまった。(だめ)

業務経験が無しでも受かる説の通り、ポイントを押さえて書けば受かるんだけど、取得しないといけない理由が無いなら、別の試験とかでもいいんじゃないかなあと思う。フル受験すると朝から夕方まで拘束されるし、APまでと違い、午前は途中退出ができない。

なのでAPで特定ジャンルが偏って苦手で何度か不合格になっている、私のような人は、高度試験も視野に入れていいと思う。(オチ)

 

 

 

 

*1:令和元年度秋期試験問題ITSM午後Iの各問の冒頭から抜粋