これは何? →パワポの代わりです
あーあー、おひさしぶりです。なみかわです。
諸般の事情でほとんど何も書いていませんでした。
この度2024/11に関西オープンフォーラムがありまして、やっと平日昼間の仕事も*1、コロナ禍のいろいろも「その前とは違う平穏」に戻ろうとしていて、久しぶりに発表しようと思い立ちステージに応募したわけです。
前回2020年の発表もはてなブログで書いたりぼん勉強会で、
今回どこで資料を作るか考えていたけど考えるよりもう書き始めたほうが早いわってなりました。ステージのメイン時間も15分なのでこれを見て笑いながらステージを見に来てもらうか配信をみてもらえるとありがたいです。そしてちょっとでもいやしになれば。
誰?(&&近況)
双影双書はよかった。連載開始からしばらくはいろいろ心配だったけど。
本日のサマリ
紙の本や雑誌を読む人が減り、物理書籍販売店も閉店が相次いでいます。
では、それにとって変わったはずの「電子書籍」は、いつ、「元年」を終えるのでしょうか。
当ステージではエゴサーチと(無料)AIプロンプト対話を通して、「電子書籍2年」を見つける旅に出てきた土産話をしたいと思います。なお、電子書籍とは何か? といった、定義論は行いません。
電子書籍元年(仮) - 11/8,9 開催 関西オープンフォーラム2024 / Kansai Open Forum
このネタはだいぶん前からいつかやってやるとあたためつづけてかたゆでのみぬきになったやつです。--みぬき通じないか。(ゆで卵)
しかもすでにたくさんの人がこの話をやっていて--たとえば日本電子出版協会さんだとすでに2012年に電子書籍元年についてのことを書かれているわけです。
私としては元年はまだ終わってない派なので今回のステージタイトルも「かっこかり」をつけさせていただきました。--すでに出オチです。
本ステージでは「電子書籍とは何か?」の話はやりません。時間が無いつう理由もありますが、ぢゃあそもそも電子書籍の概念はっきりさせんと元年もくそもないんですけど、みんなが思ってる電子書籍ってたぶん三人三様(or三者三様)なんでそれはまた別のネタにしたいです。
いつが「電子書籍元年」だったのか
いわゆる電子書籍を販売する、という目的ではパピレスが1995年~1996年にサービス開始されています。(となると来年は電子書籍30年ですね!)
(日本で)電子書籍サイトをやるんでっていうマーケターのペルソナできいてみた件
(※何回か下書きしてからきいたので問い合わせ時間がアレなのはみのがしてください)
https://docs.google.com/document/d/1-Qv5PrsvoaJOI1s3tmCwnh-vIOYL1j1iQRuUxvYirFM/edit?usp=drive_link
私は日本のマーケティング企業でリサーチを行っています。この度新規に日本国内ユーザー向けに電子書籍販売サイトをたちあげるにあたって、過去にどのような電子書籍サイト、あるいはユーザーが対価を支払うことにより、紙の本ではなく電子的なデータとしての書籍やコンテンツを得られる仕組みがあったのかを調べています。可能な限り一番古い電子媒体での出版例を教えてください。
そして冒頭でも紹介した日本電子出版協会さんの記事も平行(並行)しながらみていくと、(なお、日本電子出版協会さんは1986年に創立されています)
電子書籍におけるマイルストーン的、エポックメイキングなできごとがいくつかあって、そのタイミングで「初めて」出たデバイスや配信サイトなどをもって「〇〇の出現したときが電子書籍元年」と考えることがありそうです。
https://docs.google.com/document/d/1q7vtTLUIjc2eqpIlq0eg9Gi7wp5cMPdGhRyhpxa7U90/edit?usp=sharing
2024年に、新しいデバイスや配信方法がリリースされ、それをもって電子書籍元年といわれた出来事があれば教えてください。
あくまでGemini調べですが、10月下旬時点でエモい話がなかったように思われるので、「元年」はすでに終わっているという仮定が可能です(強引)。(このあとGoogleでも1年検索してみたけどなかった)
「電子書籍2年」のきざしはあるか……知ってしまった真実
それでは、電子書籍2年は元年の翌年ではないか、と思いはするものの、ここで気づいてしまいました。
さきほどの文章を引きますと……
電子書籍におけるマイルストーン的、エポックメイキングなできごとがいくつかあって、そのタイミングで「初めて」出たデバイスや配信サイトなどをもって「〇〇の出現したときが電子書籍元年」と考えることがありそうです。
そうです。そうなんです。この先、2年は来ることがなく、これまでの「電子書籍とは」を塗り替える・覆す・そんな新しいことが発生する、あるいは想像を超えるデバイスが誕生する、その時にまた電子書籍元年が現れるのです!!! 何度でもよみがえる電子書籍元年おそるべしです。
以上
てなわけで、もうみなさんは日ごろから大量のテキスト(ニュースサイト、なろうの小説、SNSの文字、LINEのやりとりまで)をだーっと流し見(聞き)してて、ものすごい量の情報を目や耳から入れていると思います。最初にここでは「電子書籍とは」の論はしないとは言いましたが、私として「書籍」に求めたいものを挙げておいて終わりにしたいと思います。
それは、「自分のペースでページめくり・戻り・じっくり眺めるができる」ことです。
電子書籍なんだから、紙に印刷した書籍ではできないことを求めるのは当然だと思います。しかしながら、読み手が自分の知識や感情の引き出しを増やすために(いくらかの対価を払って)手に入れた財産については、やっぱりじっくり読みたいものです。
(おまけ:ぼくのかんがえたでんししょせき)
個人的に電子書籍は「ハイパーテキスト」「サーチャブル」「印刷でできないことができる」を主軸に置いたものと考えています。
・リンクして別の文書にとべる
・複数の冊子を串刺し検索できる
・拡大してまんがのトーンの削り跡やホワイトのでこぼこが見える
・『それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ』に出てくるホロペーパー
・ジャストシステムさんが昔売ってた『ブルーイーグル』っていうインタラクティブ絵本みたいな……
*1:しかしステージに応募してからまたいろいろあってな……それはまた別の機会に語りたい