MisakiWorld

ゲームから少女マンガ、プログラミングまで。

「子供」x「アプリ」x「勇気・友情・闘志」2019ver.

 

はじめに

この記事は「子供とネット×平成の振り返り Advent Calendar 2019」の10日目の記事です。はなずきんさん(id:hanazukin)、いつもお声がけいただきありがとうございます!!!

しかしながら諸般の事情で遅くなってしまい(いつもやな、、)申し訳ないです。

 

adventar.org

https://adventar.org/calendars/4692

 

これまでに書いた記事

ここにもってきますが、お誘いいただいて書いた歴代の記事はこちら。

どうでもいいおまけ

ちなみに「平成」になるときにリアルタイムで書いた短編(掌編ともいう)はこちら。地味に好きです。

 

kakuyomu.jp

 

これまでに書いた記事

 

namikawamisaki.hatenadiary.org

 

misakiworld.hatenablog.jp

namikawamisaki.hatenadiary.org

そして、今年はこのうち2015年に書いたこれをモチーフに、ゲームまわりをふりかえりたいと考えています。

misakiworld.hatenablog.jp

 

コンシューマゲーム(あるいはビデオゲーム)とネットの歩み

コンシューマゲームビデオゲーム#とは

諸説あるので、ここの記事上ではこうですよという前置きです。

この記事では、家庭用ゲーム機(ファミリーコンピュータニンテンドースイッチプレイステーションセガサターンなど)をそういうカテゴリにします。

これは家でプレイするゲームなので、ゲームセンターにある「アーケードゲーム」やエレメカとは違うという意味でコンシューマゲームとしています。ビデオゲームは海外での呼び方。

 

ビデオゲーム The Movie(字幕版)

ビデオゲーム The Movie(字幕版)

  • 発売日: 2018/11/08
  • メディア: Prime Video
 

 

そしてTRPGといったテーブルトークボードゲームTCG、カードゲーム、あるいはゲーム(遊戯的ななにか)そのものはまたの機会に。日本だと「ゲーム好き」というとコンシューマゲームスマートフォンゲーム好きになってしまいがちですが。

 

ネットの歩みをざっくりおさらい

ユーザが扱えるデータの量がギガバイト単位、テラバイト単位になっている令和元年。ここにたどりつくまで、そのデータの大きさや、通信速度が上がってきているということです。

1993年(平成5年)頃

約30年前、平成が始まった頃というのは、ネットワークの利用はだれにでもあたりまえのものではありませんでした。一部の研究者や、企業が専門的に使うというイメージでした。(これは現在もそうで、いまはみんなが使うようになった。)

そして今みんながスマホでネットをする原型となる、「インターネット接続サービス」がIIJさんから提供されたのが1993年(平成5年)です。

www.iij.ad.jp

こちらの資料(PDF)によると、9.6kbpsから1.5Mbpsまでの10段階で提供され、当時の料金は月18万円~205万円(工事費とかは別)。いまだと月5000円くらいで数ギガバイト(GB)通信できますけど、1秒で2キロバイトも送りきれない時代でした。(1.6Mbpsとしても、16000bps(1秒に16000ビット))

 

このころのドラゴンクエストのナンバリングタイトルは5(スーパーファミコンで1992年発売)です。(令和元年公開の「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」はドラクエ5を原案としたそうですね。*1

https://dq-movie.com/introduction/index.html

 

もうすこし脱線しますが、1995年にスーパーファミコンで「サテラビュー」がありましたねぇ。(衛星放送の電波を使ってた。)

 

2000年(平成12年)頃

家でインターネットをすることがじょじょに広がってきた原因のひとつが、Yahoo!BBさんのADSLモデムばらまき(?)イベントでした。ここで、56Kモデムよりは高速かつ「常時接続」の環境ができました。電話局からの距離で、モデムより遅いこともありますが、ずっと接続してても24時間同じ値段というのが魅力的でした。

このころのドラゴンクエストは7(プレイステーションで2000年発売)でした。

ゲーム機にネットワークを接続してゲームを行うのが広まってきたのは、プレイステーション2後半ころからだったでしょうか。でもまだ主流ではなかったです。なお、プレイステーション2時代には、ドラゴンクエストのナンバリングタイトルは8が発売され、5のリメイク版の発売もありました。 

 

2010年(平成22年)頃

ネットが「特別な人のもの」から「誰でも使うもの」に変わったひとつの要因として、iPhoneの発売が挙げられるでしょう。日本でも使えるiPhoneは2008年の発売でした。以降2010年代は、家庭内やお店などの特定の場所で「Wi-Fi」が使えるようになります。その範囲は日々広まっています。

ドラゴンクエストX(10)は2012年に発売されたオンライン対応ゲームです。また、ドラゴンクエストXI(11)は2017年に発売。ドラクエ10のほうは、今日もサービス稼働しています。

ゲームとネットの関係としては、新しいゲームソフトをネットワーク経由でダウンロードすることも当たり前になりました。また、オンライン対戦も気軽にできるようになっています。

ゲームやゲーム機のアップデートも、ネットワーク経由でできるようになりました。

現在~これから

そして現在、ネットを利用した新しい楽しみ方ができるゲームも増えています。たとえば、ドラクエシリーズでいうと、ドラゴンクエストライバルズ(オンライン対戦カードゲーム)、ドラゴンクエストウォーク(位置情報を利用したRPG)は、現在のネットワークインフラでないと実現できなかったでしょう。

eスポーツという単語も広まりはじめています。既存のスポーツの競技のように、今後もっとさまざまなゲームを対象に、イベントが行われていくことでしょう。

 

通信の世界では、5Gがいよいよ(自由に)使えるようになります。通信速度は最大で20Gbpsともいわれており、これはおさらいした、あの時……9.6kbpsの何倍になるでしょうか?

 

www.nttdocomo.co.jp

 

ただ、こちらの記事のように、4Gと5Gは切り替わるというよりは、適所で徐々に使われててゆくものになるでしょう。

 

www.hitachi-solutions-create.co.jp

 

いま予想できることとしては、遅延のまったく無いオンラインゲーム対戦で、対戦相手の画像、あるいは3Dモデルが、あたかもそばにいるようにロード(表示)されていたりするかもしれません。個人的にはドラゴンクエスト3がすごくリアルなMMORPGになってほしいところです。

 

ゲームとネットの関係(トラブル)

ダイレクトメッセージの悪用

最近でも、TwitterのDM機能を使って、未成年者を誘拐したという悲しい事件がありました。ゲーム機でもネットワーク機能、ダイレクトなメッセージ機能、ダイレクトでなくても「隠語」でやりとりできるオプションがあると、どうしても、悪いことをしようとする人が出てきてしまいます。

ニンテンドー3DSでは、『いつの間に交換日記』という、(フレンドコードを交換した)友達とメッセージをやりとりできるソフトがありましたが、2013年に悪用事例を根絶することが叶わないこともあり、サービスを終了しました。

ニンテンドー3DSソフト『いつの間に交換日記』および『うごくメモ帳 3D(フレンドうごメモギャラリー)』サービス停止のおしらせ|サポート情報|Nintendo

 

改造データ

ゲームのデータを不正に書き換える、というのはネットが普及する前からもありましたが、ネット経由でデータを受け取れるようになってからは、中身を改造されたデータが出回るようになり、それをうっかり受け取ってしまうと、自分のゲームもできなくなるといった、コンピュータウイルスのようなトラブルもありました。

 

ライトユーザ・初心者いじめ

ことしの流行語でいうと「にわか」、ライトに楽しみたい、あるいははじめたばかりでまだまだふらふらしているアクションゲームの対戦などにおいては、初心者を意図的に攻撃するような人もいます。ネットではどんな立場の人もフラットになれるという利点もある一方、自分より弱かったり未熟な人を、成長するアドバイスを与えるのでもなく、つぶそうとする人もいるのです。

 

だいじなものはずっと変わっていない

 

変わりながら変わらないもの

子供のころに愛読していた「コロコロコミック」は、令和元年に500号が発行されました。扱うホビーは昔もいまも、「子供が好きなもの」に変わりはありません。 

コロコロコミック 2019年 12 月号 [雑誌]

コロコロコミック 2019年 12 月号 [雑誌]

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2019/11/15
  • メディア: 雑誌
 

 また、新しい試みとして、本誌はダウンロードで、ふろくが物理的につくものも発売されます。*2  

「コロコロコミック」の新たな挑戦!! 『コロコロコミック』1月号デジタル版閲覧権つき 付録セット発売!! | コロコロオンライン|コロコロコミック公式

 

「アプリケーション」とうまくやっていく

ゲームボーイテトリスでは、通信ケーブルを使ってそばにいる人と対戦ができました。あの頃、まさか、見たこともない世界中の人98人と対戦ができるようになるなんて夢にも思っていませんでした。

www.nintendo.co.jp

 

あるいは、ファミリートレーナーからはじまり(?)、Wiiのバランスボードや、リングフィットアドベンチャーのようなフィットネス系のソフト。

ニンテンドーラボのような、自分でつくって、プログラミングをして、動かすもの。これからもあたらしいゲーム……や、僕らの生活を楽しく補助(アプリケート)してくれるアプリ(アプリケーション)が出てくるでしょう。 

想像もしたことがない「あたらしい」ものが目の前に現れたとき、どうしていけばいいか、迷うことも増えていくけれども、ただ単に、声が大きくて驚かせるような人の意見をうのみにすることをせず、ひとつずつ真摯に対応してゆけばいいと思います。

おまけ

namikawamisaki.hatenadiary.org

この先もいろんなものを書いたり、どこかで話をしたりするけど、きちんと、正しいことを話したいと思っている。

おまけ2

これは平成の途中に書いた話だけど、なんとなく読み返してて、今でも好きだなと思った。

kakuyomu.jp

 

*1:(観ていません)

*2:紙と電子で一部収録されている記事が違うのはありますが