「きみ」のいない世界で。－映画「イエスタデイ」感想
ネタばれはたぶんないんですけど、あったらすみません。
のでいちおう「続きを読む」にしておきます。
どこかで見たようなと思ってたら「僕はビートルズ」でしたね。あれは実在するビートルズがいる世界線の、ビートルズデビュー前にタイムスリップするというあらすじでした（さいごまで読んでない）。
こちらの映画「イエスタデイ」は、何らかの衝撃によって、「ビートルズ」そのものがいない*1世界 に変わってしまったところで、おそらく世界で唯一ビートルズの旋律や歌詞を覚えていた主人公が、かれらのそれを使ってスターになっていくというあらすじです。
超個人的には「ビートルズがいない」だけの世界線で描ききってほしかった気もします。でもめっちゃビートルズに詳しくないので、ビートルズに関連したものものが消えたという話ならお見事としかいいようがないです。（詳しい人、どうでしょうか？）あとで調べたところ、（最後に消えているとわかったもの以外ほとんどが）関連したものだそうです！！！すごい！！！
また、アマゾンプライムとかバラエティ*2とかでしか知らなかった（洋楽が守備範囲ではないため）、エド＝シーランさんよかったです。
あと、洋楽に疎い私でもビートルズの曲をいろいろおぼえているのは、やはりそれだけ威力があったこととか、周りに熱心なファンがいたこと（よくCDとか貸してくれたりした）、それとポンキッキ（無印）でさりげなくミニコーナーでビートルズを使ってたことではないでしょうか。
エレクトーン筋だと「ヘイジュード」あたりは練習曲とかにありましたね。
主人公にもそもそもの持ち歌がなかったわけではないですが、とあるところで即興で曲を作れってなったとき、主人公はここでもビートルズの曲をもってきました。ここがすごく人間の弱さっぽくてちょっとこわくなりました。
その他いろいろ、あとからネットでいろいろ調べてて、にやりとできる演出も多かったです。食わず嫌いというか、ビートルズわからないから観にいかないというのは、ちょっともったいない気がします。
