MisakiWorld

ゲームから少女マンガ、プログラミングまで。

子供は足るを知らなくていい。知らないを知ろう。

 

この記事は「子供とネットを考える Advent Calender 2020」の13日めの記事です。

 

adventar.org

 

この時点でまだ若干空きがあるので、興味のある方は登録してほしい。個人的にはお子さんとこの一年どうすごされてきたかとか、体験談を読みたい。

 

なお去年はこちら。

misakiworld.hatenablog.jp

 

ここでも書いているのですが、

想像もしたことがない「あたらしい」ものが目の前に現れたとき、どうしていけばいいか、迷うことも増えていくけれども、ただ単に、声が大きくて驚かせるような人の意見をうのみにすることをせず、ひとつずつ真摯に対応してゆけばいいと思います。

 

ことしは特に衛生面について、考えさせられる出来事が多くありました。大人は子供をきちんと守れたか?というふりかえりは、常にしておきたいです。

 

表題について、知足とか、足るを知る、という言葉があります。諸説あります。

crd.ndl.go.jp

 

子供は知らないことが多く、知っていくことで失敗も成長もします。大人はそれを見守るために、正しいことを知っておくべきです。

また、子供に、知ることについて勝手に制限(パーミッション)をかけないようにしてほしい。たとえば倫理上悪いことについては、知ることをシャットアウトするのでなく、しっかり何が「悪い」と寄り添っていっしょに考えてほしい。

 

――昔からそうだけど、子育てって親子だけじゃなく地域のみんなからのフォローもあります。この十数年のネット*1を通したコミュニケーションもれっきとした、周りのみんなからのフォローのインフラとして考えてよいはず。――これは親だけでなく、『子供が見るであろうもの』をネットで展開している「すべての大人」への意見です。

 

*1:たぶんTCP/IP ネットワーク上でのアプリケーション

初心にかえってLibreOffice日記をつけはじめた件について

この記事はLibreOffice AdventCalenderの12日目の記事です。ことしは空きが多いのであと1回はめるかもしれません(希望的観測)。

 

adventar.org

 

ということでわたしのネタは、タイトルの通り初心にかえってScrapBoxに日記をメモしはじめました、という話をします。

 

scrapbox.io

 

なお去年はサムネイルがアレですが、LibreOfficeふくめオフィススイートの推移とかシェアっぽい謎な話をしました。ので、今年版も作りたいなと思ってます(たぶんMicrosoft365にシェア伸びてるよねって話になると思う)。

 

misakiworld.hatenablog.jp

 

 

でもって日記をつけはじめた件については、これまで何度も何度もLinuxをインストールしてみたり、フリーソフトを試してみたり、その他いろいろウェブの記事や雑誌片手にやってみたりとしていて、そのなかにLibreOfficeもあるんだけど、長続きしないというか、続いてもうまくアウトプットできてなかったように思うんですね。なので、それなら細切れでもいいやと思って、メジャーバージョンアップ後の7以降実際に試したこととかをメモっていくようにしました。

 

メモに選んだのはScrapBoxです。MS OneDriveも候補にはあったんだけど、いまのところ気づいたら書いてっていうのがすぐにどのデバイスからもできるのが楽なんでこれにしています。

 

パソコンやスマホはだいたいOneDrive対応してるやんというあなた、私はカクヨムをKindle Fire10とか7で読み書きしてるんですわ。。(いろんな意味でツッコミはうける。だってSilkで特攻しとるんだからね)

 

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いま、はっきりいってLibreOfficeの日本での立ち位置は、淘汰(とうた)の波にさらされて、マイナーオブマイナーになりつつあります。最終的に日本にいる人(日本語を母語とする人とか、日本語でのコミュニケーションが一番楽だと思ってる人)がオフィススイートとして何を選ぶかとか、私はこうあってほしいとかは思ってない。*1 ただね、「選択肢がほかにもあるのに知らないうちに選ばされていて、ほかのもあるよって知ったときに、もう戻れないところに来ていた」というのだけは嫌だなという思いがあって。

自分がやれることなんてちょっとだけだし、またフルタイムコミットできる力も金も無い。であればまずは細切れの時間を日記でつないで、いつかまとめてどうにかできるのではないか? と今更思ったわけです。

 

振り返れば今年はLibreOffice7リリースにあたり、リリースノートをほんの少しさわりました。*2

LibreOffice 7.0 リリースノート - The Document Foundation Wiki

 

また、現在はLibreOfficeを使いながらMS Wordとの違いをみつつ、「Feature Comparison: LibreOffice - Microsoft Office」ってページがあるんですけど、これの日本語版をもうちょいわかりやすくしたいなと思っていじってます。

 

wiki.documentfoundation.org

 

明らかな誤訳とかはしれっと直すけど、この表現をこうしてもいいかしら(原文の意味をこわさないか)とかは、メーリングリストで質問するようにしています。MLもいまやもっと簡単なコミュニケーションツールにおされてますけど、私はもうしばらく意思決定機関としてのMLは重要だと思っています。(ja-discussは誰でも参加できる)

[ja-discuss] 機能比較のページのvsを「比較」にしたい – The Document Foundation Mailing List Archives

 

JA/Team - The Document Foundation Wiki

 

翻訳に関しては、箇条書きにするとこんな感想を持っている。

  • わかりやすい日本語にできたときがすごくうれしい、達成感がある
  • 業界用語とかがあって気になる分野だと調べてて楽しい
  • 英語ならではの言い回しは日本語だとなんだろうと調べるのは楽しいけど、英語慣れしていないからつらいときもある
  • 日本だとこれでいいんじゃね? としたくなるが、英語とニュアンスが変わってしまうので、それは翻訳じゃなく意訳になってしまうのではないか? と心配になる
  • ある人がいうてくれてたんだけど、機械翻訳もそれなりに使えるようになって*3*4、あえて日本語にする必要もないんじゃねと思うことはある

 

そのほか、いろいろなことがあったので、初心にかえってぼちぼち操作して、ぼちぼちメモを打っている。何もしないより1バイトでも何かしていたいから。

 

追伸

2021年になったのでページを更新した。

scrapbox.io 

 

*1:MIFES原理主義者だからつうツッコミはやめて

*2:さすがにこの辺の作業はパソコンでやる

*3:もうMSはほとんど自動翻訳+ボランティアによる修正

*4:海外制作のテレビゲームの紹介もあやしい日本語というかそういうのが増えてて、、という話はまたの機会に

藤井二冠に将棋を教えてもらった件について(もちろんゲームで)

この記事は「Roguelike Advent Calender 2020」の8日目の記事です。前日は、Infyさんによる、今年遊んだローグライクの紹介 | ¿«»? でした。

 

 

 

そろそろそれなりにやりきった(実際には最終ステージを敵が強くてクリアできてない)のでレビューというか感想を書きます。

 

さらにこれを『ローグライクアドベントカレンダー』にエントリーしてしまうやばさ。

adventar.org

 

将棋はローグライクか?となると、毎回同じ盤面にはならんよねとか、装備にしても途中で何を取るか、それをどこに置くかとか、でなんとか許してもらえないだろうか。

 

てか中の人はゲーム帝国からウィザードリィを知った、ただのファミコン好きです。

 

本編。

 

棋士・藤井聡太の将棋トレーニング -Switch

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藤井二冠がまだ二冠になる前に出たソフトで、発売日に購入。その時点の将棋の知識としては、それぞれの駒がどう動くかと、駒が成ってからどう動くかをなんとなく知っている程度。

 

game.watch.impress.co.jp

 

ちなみに地味にアップデートがあり、いまはタイトル画面も華やかです。

www.sho-tore.jp

 

 

最初のステージからいろいろおもしろかった。超初心者に向けて「歩を動かす」や、数字と漢数字でどこをさしてるかとか、そういうところからはじまる。最初はさくさくすすめていくし、力押しで相手に勝てたりした。

 

これが途中から適当にやってても勝てなくなる。課題は500問クリアするとカンストとなり(10月時点)、それ以上は何ももらえなくなる、つまり、コインを貯められるのは毎日の占いだけになる。なのでみんな毎日の占いだけはやろう。そして、金の将棋盤とかいらんから。笑

 

集めたコインで、戦法を学ぶ本のほか、自分用のカスタマイズアイテムとして、背景や将棋盤、駒、BGM、詰め将棋の問題等が買える。けれど、いちびってフェルトや皮の駒とか買っても、あの音、パチリと駒を盤に置く音も変わってしまうのだ。このへんは、スプラトゥーンみたく、試着やためしうちができてもよかった。

 

相手の状況がキラキラ(よゆう)~真っ青(たぶん王手打たれる)となってわかりやすいし、他に比べたのがアソビ大全だけなんだけど思考時間が速いし、ほんとアイテムの売却ができればなあ、とかは思ってしまう。

 

駒の動かしかた、王手の打ち方、逃げかたとか、いろいろやるうちに、なんとなくーーなんとなく、初手で角の右上の歩を上げてから、どうやって大駒を詰めるか、金銀を詰めるか、どこで歩交換するか、とか、、なんとなく見えた気がしたが、どうもせっかちなので、考えずに打ってしまい、今日も負けるのである。欲を言えば間違ってタップしたときにアンドゥがしたかった(だめ)。

 

そしてローグライクゲームにはたぶんない、棋譜の入力機能についてふれておく。意外とこれがコスパの良すぎる機能ではないだろうか?

新聞とかに乗ってる棋譜を入力して、藤井先生に分析までしてもらえる。これがなかなか楽しくて、棋譜のサイトまで見に行くようになってしまった。こちらの機能は途中セーブができないのが残念である(数日間に及ぶ対局の入力ができない)。

 

そして楽しく将棋を勉強できているので、このご時世、どこかでゆっくり、たとえば夏なら和室でだらだら、知人と将棋をできたらええよなと思うようになった。

 

 追伸 画像はあとで追加する。