MisakiWorld

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IT業界で飯を食うために英語力は必須か?

この記事は、S社の本25本ノックの15-18日めの記事になる予定です。です。

adventar.org

 

通して言いたいのは、タイトルにある『IT業界で飯を食うために英語力は必須か?』について。結論から言っちゃうと私自身まったく英語自信無いけど気合いで飯を食えている。でも、知ってたほうが、きっと楽になるでってあたりです。

4冊を1日1冊ずつコメントしていく予定です。

 

 

 

「現場で困らない! ITエンジニアのための英語リーディング」で、英語に”浸かる”

 

www.shoeisha.co.jp

 

でも気合いで飯を食えるまでに20年くらいかかってるので、これからIT業界にとびこむ、学生さんなんかには、こういうのを読んで「IT業界の雰囲気」を見てほしいかなと思う。ただ読み書きができるだけでなく。

並行して、ITパスポートとかーーようは情報処理のボキャブラリーを増やしていってほしい。そこにある索引に書かれた略語、カタカナ言葉のもとの語源とか。ほんとにほしい情報にたどり着くには、「ウィンドウズ 設定」より「Windows configuration 」で検索したほうがはやいときがたまにある。「ITエンジニアのための英語リーディング」には、検索のコツや、辞書の有効な使い方も書かれている。

 

財力があるなら、オライリーの太い本を原著と翻訳2つ買ってタブルで読むのはありやと思う。英語のドキュメントも、てきるだけ左右で原文と翻訳を並べるのがおすすめ。

 

Twitter活用もありかな。サービスの公式の英語のアカウントとかフォローするとか。

 

最近知ったのは、大学の教科書。文系だったから、理系に向けた英語の本があるのを知ってこれは面白いと思った。となると「コンピューターサイエンス」の本でもよいのかも。それだとカーニハン先生のやつとか。

 

  

 わたしはこれの1つ前の版を持ってるんだけど:

 

 

これの原著はこちら。

 

 

kernighan.{com,org,net,ca}

 

 

 

「図解まるわかり プログラミングのしくみ」で、IT業界のノリをつかむ

 

忘れないうちに書いておくと、目次と索引が秀逸。それと、OSSのことはメインてはないので、それを知りたいひとは別の文献をあたろう。

 

図解まるわかり プログラミングのしくみ

図解まるわかり プログラミングのしくみ

 

 

この本は食わず嫌いで放置プレイしかけていた。たぶん初学者向けのことしか書いてないんだろうなと。

そしてきちんと、読んで、その通りなんだけど、これを読む前と後だと、特に新人では差が出るな、すごいチートな本だなと感動した。

 

プログラミングとは、何でどうなってとか、初学者が詰まる変数とかももちろん触れているうえで、この本のすごいところは、開発で飯を食うための基礎知識も押さえてあるところ。そこにはどこかの怪しいオンラインサロンできかれるゴージャスなガーファとかゆるふわ意識高いものとかは無い。もうちょっと詳しく知りたいひとはそっちの方の本にシフトすればいい。

 

インフラエンジニアの教科書

インフラエンジニアの教科書

 

 

 

SEの基本 この1冊ですべてわかる

SEの基本 この1冊ですべてわかる

 

 

英語のような呪文のようなコマンド名や、独特の言い回し、略語ーーそれらは「英語」であるか? といわれると、どうだろうか?

 

 

【余談】

こんな本を見つけた。

 

ITエンジニアのための中国語入門

ITエンジニアのための中国語入門

 

 

たぶん「何を書いているのか分からない」ことを理解するにはこういう方向の本がいいのかな。私が書いて考えてきたのは、単語の意味がわかっても、それらをつなぐための下地がないと、飯を食えるところにはたどり着けないと。

 

 

「ビジネスマンのための新教養 UXライティング」で、理解のしかたをつかむ

 

この本は向きとしてはインプットではなく、アウトプットの手法について、かつ、日本語でのものになる。

 

ビジネスマンのための新教養 UXライティング

ビジネスマンのための新教養 UXライティング

 

 

内容ははやりのUXに向いているが、前書きにはどこから読んでもいいよと好感が持てる記載があり、参考資料も今後の勉強に役立つポインタとなっている。

ひとつのテーマをワンセンテンスで書くことなどは、これまでの同様の参考書でも基本としてあげられている、つまり奇てらったような斬新さとかはなくて、安心して読める。

 

さすがに、yesとnoを間違えて読む大人はいないと思う。でも、日本語だと「どっちやねん」と迷う表現をしてしまうことはよくある。

 

ぱらぱらとあつめてきた、かたことの英語のかけらや、学び始めたカタカナ用語や略語、それを伝えるところまでがワンセットだと思う。英単語だけ覚えてもテストでは満点が取れない。 

 

 

HTML5の絵本 ~Webコンテンツ作りの基本がわかる9つの扉~」で、あたりまえになったWebの概要をつかむ

 

HTML5の絵本

HTML5の絵本

 

 

少し出版されてから年が経ってしまったけれど、その昔雑誌の切り抜きや、ナツメ社のリファレンス(好きすぎて改訂版とかも買ったはず)を使い倒した自分にとって、古い知識を入れ替えるいい本だった。

 

 

 

インターネットのデジタルネイティブにも何世代かあって、個人的にはWikipedia以前、Google以前、ADSL以前、そしてHTTP以前、区切るならその辺かなと思っている。

いまでも新卒に「インターネットのサービスでHTTP は後発(個人の感想)」と言ったり、まだ本にHTTP のことが書いていなかったことを言うと驚いてくれる。

 

 このスレッドでも書いたんだけど、このころ

 

まだこの時点ではハイパーテキストがこんな方向に発達(していないかもという意見もあるだろうけど)するとは想像つかなかっただろう。自分はこのもう何年か後に雑誌の特集でHTMLに出会って、これもまたある意味人生が変わった。

 

そしてこのあたりを生きてきた人にとって、HTMLはDOSコマンドやLinuxのコマンドのように、息を吸って吐くように読み書きできる言語のひとつになった。--これがはたして英語かといわれると、タグやコマンド名の由来は英語かもしれないが、英語力があれば必ずマスターできるわけでもないことに気づいてくれるだろうか。

 

まとめ

 

4日くらいかけて、いろいろ考えたので、また文章がうまく整っていないところは直すとは思うけれども、冒頭で

 

通して言いたいのは、タイトルにある『IT業界で飯を食うために英語力は必須か?』について。結論から言っちゃうと私自身まったく英語自信無いけど気合いで飯を食えている。でも、知ってたほうが、きっと楽になるでってあたりです。

 

と書いた通り、英語ができるからといってそれと情報処理・コンピュータサイエンスプログラミング言語のノリを理解できるかといえば難しいですが、知っていた方が楽、このへんはぶれずに書けたかなと思います。